高六商事

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【インタビュー】 新時代のプラスチックリサイクル~トップランナーの素顔~/第3回

【マテリアルリサイクル/コンパウンド】 リサイクル材は資源、“品質”“安定供給・安定価格”“信頼”が重要/タカプラリサイクル株式会社(http://www.tprc.co.jp/) 取締役社長 相浦竜美 氏


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■クローズドループマテリアルリサイクル、オープンループマテリアルリサイクルを問わず、リサイクルプラスチックへの需要が従来にも増して大きくなりつつある。 


相浦 これまでの顧客層以外の極めて大口の需要家、具体的に言えば自動車や家電、OA機器メーカーなどからの受注、引き合いが急増している。私どもはいち早く、この高品質のリサイクルプラスチックを調達、加工(再生コンパウンド)、安定供給する仕組みをつくってきた。クローズドループマテリアルリサイクルが注目されているが、クローズド(発生企業内)だろうと、オープン(他企業からの調達・他企業での利用)だろうと、高品質で安定価格による安定供給、安心していただける信頼性が重要なのは言うまでもない。


■日本にはプラスチックのマテリアルリサイクル企業も多い。さらには、輸出・リサイクルを手掛ける外国系ディーラーなども増えた。 


相浦 業界の裾野が広いことはよいことだ。 ただ、例えば、繰り返して、自動車や家電などの新製品原料として利用できるレベルのリサイクルプラスチックを提供できる企業は限られているように思う。 私どもは親会社である高六商事(株)の時代からリサイクルプラスチックの加工、供給を手掛けてきたが、そのノウハウを当社に取り入れた。具体的に言えば、多様な種類の樹脂、様々な発生元企業、大ロットから小ロットまでに対応できる設備の導入だ。創業時にはまず、1バッチ10tのタンブラーを3基導入した。2012年には、さらに大口の需要家の要望に応えるため、1バッチ20tのタンブラー(ヘンシル)を1基導入した。これは、単体では国内最大の設備だ。 


■大きな設備が必要な訳があると。 


相浦 これまでリサイクルプラスチックの受託加工では、数十tレベルであればよかった。ところが、家電や自動車で使われるとなると、100t単位以上で均一な品質のものを安定して供給しなければならない。しかも、できるだけ廉価なことが求められる。そのためには、少ない手数で均一なリサイクル原料を大量に作ることが必要だ。 


■設備の充実はもちろんだが、問題はハンドリングのノウハウだ。工程内ロス品や使用済みの多様な樹脂、混合した樹脂、発生した性状など従来は不可能と思われたものを「限りなく単一の高品質な樹脂」にしなければならない。 


相浦 ロットごとに微妙に異なるプラスチックスクラップを対象に高品質のリサイクル原料をつくるためには、それぞれを分析するための技術、どのように配合すればよいのかを調整するノウハウが必要になる。私どもはこれまで、この課題に相当な努力をしてきた。 新しい需要家のメーカーは、「限りなく新品原料からのものと同じ物性」で、なおかつ「新品原料よりは割安」なものを大量に求める。 私どもはこのためのベース材料の加工を行い、親会社の高六商事(株)で物性向上のための改質を行う連携をとることができる。 


■すばらしい取り組みだが、世界的にみてどうなのか。 


相浦 欧州でも同様の取り組みが行われているが、日本で求められるレベルはそれをはるかに凌ぐと考えている。クローズドマテリアルリサイクルはその最たる例だが、オープンループマテリアルリサイクルも品質が低くてよいということではない。極端に言えば、“自動車プラスチック to 家電プラスチック”も可能でなければならない。 欧州でもここまでの取り組みはないだろう。日本の“ものづくり”は、新しい時代をリードできると確信している。


(2013年2月)



【以上の記事は日報ビジネスから転載致しました。http://www.plastic-recycle.jp/enterprise/index.html

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