高六商事

着色、コンパウンド樹脂を生産する工場を保有するメーカーとして、さらに開発技術による独自製品も有し、市場からのご要望に応えてまいります。

高六商事
  1. TRレジン

高六商事は初代社長の高橋六蔵氏によって1964年に設立された。その後、6社のメーカーが資本参加し、核であるプラスチック販売事業は大きく飛躍した。
  同社が他の原料商社と大きく異なるのは、販売機能とともにメーカー機能を併せ持つことである。着色、コンパウンド樹脂を生産する工場を埼玉県の豊野台テク ノタウン内に、また、中国・天津には独資で天津高六塑料有限公司を設立し、2003年から月産800トンの生産能力で生産活動に入っている。現在の全工場 合計の生産能力は月産1,300トンとなり、コンパウンド・着色メーカーではトップクラスの規模になっている。
 工場での代表的な製品は以下の通り。

ポリオレフィン系複合材料:ポリオレフィン樹脂にタルク、炭酸カルシウムなどの無機物を配合した複合材料。
非銀系抗菌剤マスターバッチ:安全面はFDA認可物質を使用。
膨張樹脂タカセンコンパウンド:自重の数百倍の水を吸収。
着色樹脂
樹脂洗浄剤ハイゲンバージ
ハイクルーゲン:環境に優しいプラスチック添加剤。焼却時に発生する二酸化炭素や塩化水素を大幅に削減する。
 同社はこのほか、ここ数年リサイクル事業に注力してきた。2002年5月に産業廃棄物処分許可証を取得し、成形メーカーのスクラップ材、自動車、OA機器、家電、パソコン、パチスロなどに使用された樹脂を購入し、それらをリサイクル原料に生まれ変わらせてきた。

マテリアルリサイクル専門会社を設立
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同社は「廃棄物で困っているお客様と再生リサイクル製品を活用したいお客様との橋渡し役」としてリサイクル事業を展開してきたが、同事業をより拡大し、独 立して事業展開するために2007年7月に双日プラネット(樹脂原料商社)と合弁でタカプラリサイクルコーポレーション(以降TPRC)を設立した。樹脂 原料の高騰と製品の環境配慮としての再生材料使用の要望の高まりも設立の背景として見過ごすことはできない。高六商事の技術力と双日プラネットの情報力、 販売力が合体することで、大きくマテリアルリサイクルの輪が広がることが期待されている。
 TPRCの本社工場は東北自動車道那須インターチェンジから7kmの自然豊かな環境の中にある。廃棄物の中間処理工場は周辺環境に悪影響を及ぼすとの先 入観があるが、本工場は少々の環境悪化もすぐ顕在化することを覚悟してあえて環境の良い地域に設立している。そのため、周辺環境に配慮するために騒音の出 る装置には防音壁を設け、排水については循環式で排水を少なくするとともに、排水の2次利用も積極的に行っている。
 TPRCでは事業展開にあたっては同業者との友好、協調を基本にしている。高六商事は全日本合成樹脂原料加工工業会の理事であるが、TPRCもこの工業 会のメンバー企業と協力して事業を展開していく。また、地域に密着した業者に対してはTPRCがあえてその業者の取引先との関係に介入するのではなく、再 生ペレットの買い受けや、機械の販売、レンタルで同業者のビジネスを支援する。一方、こうしたリサイクルには、物流コストが大きいことから、発生元の近辺 で粉砕などの1次減容をする協力企業も求めている。


顧客の要求する物性を実現
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バージン材料の高騰や環境配慮、グリーン調達などによってリサイクル原料への要望が高まっているが、メーカーの現場では信頼性や不具合への不安感もあるの も事実である。例えば、品質が劣る、製品ロス率が上がる、色調のブレがある、供給の継続性がない、異物の混入、品質保証がない、などである。TPRCでは こうした不安感を払拭するため、これまでの高六商事のノウハウや設備を活用するとともに工場のラインの高度化によって払拭している。同社のリサイクル原料 は、LOT管理されており、物性表があり原料に保証がついている。そのため、顧客は要望にあった物性の原料を、いつでも同じものを入手することができる。
 工場に入る廃プラは、いわゆる産廃ルートではなく、最終のリサイクル材料の納入先を前提に付加価値がつけられるものが原則となっている。そのために、多くは同一の箇所から継続的に工場に入る。それらの廃プラの素性は分かっており、顧客にも示すことができる。
 工場は表の通り(表参照)の設備を有した全自動ラインで、パレットに載せられた廃プラはペレット化して計量梱包まで一貫処理され、同時に品質も保証され る。異物の混入については、金属除去装置や金属探知機、比重分離水槽で防止される。また、ペレットを受けるキャッチャータンクは10トンの容量があり、し かも中で攪拌しているため均一に分散することで10トンが同じ物性になる。通常の容量は、500キログラム~1トンであることから同物性の量が少ないが、 本工場では「ワンバッチ10トンで均一物性のリサイクル材料ができる」ことになる。物性については高六商事の北関東工場と連携し、基礎物性試験を行い、品 質を保証している。試験項目はMFR、比重、引張幸福強さ、引張破断強さ、破断伸び、曲げ強さ、曲げ弾性率他数多くの試験によって顧客の要望する物性との 合致を確認している。
 こうした、十分な品質管理によってリサイクル原料を生産しているが、その生産能力も高い。ペレット化前段までの工程では、1時間あたり1.5トン、ペ レット化以降では1時間当たり600キログラムの処理能力がある。こうした能力から、同工場では月あたり1000トンの廃プラを受け入れることが可能であ る。

多くのストックを持ち、顧客の要請に応える
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 供給に継続性がなかったり、大量使用のニーズに応えられなければ、大手のメーカーとの取引は不可能であり、またリサイクル原料の普及もままならない。自 動車や家電メーカーでは、一度に使用する量が多く、しかも同一の物性が要求される。同社では前述したように「ワンバッチ10トン」で品質管理を行っている が、これでは大量使用に必ずしも対応できない。
 同社ではこうした大量使用にも対応できるように、工場内に500~1,000トンのストックすることを考えている。こうしたストックはキャッシュフロー面ではマイナス面があるが、大手ユーザーとの取引を拡大し、大きなビジネスの果実を得るために挑戦している。

List of Articles
番号 タイトル 投稿者 日付 閲覧数
11 TRレジン特設サイト公開のお知らせ 髙六商事株式会社 2016-12-14 3730
10 新取締役社長就任のお知らせ 髙六商事株式会社 2016-11-01 4751
9 中古モービルホーム(トレーラーハウス)販売のお知らせ file 髙六商事株式会社 2016-10-30 4155
8 特許取得済み機械に関する協力会社募集について file 髙六商事株式会社 2016-02-29 5538
7 タカプラリサイクル株式会社取締役社長相浦竜美氏が日報ビジネスによりインタビュー記事 file 髙六商事株式会社 admin 2013-04-01 38684
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1 日経朝刊ー「リサイクル現場から」91年11月14日 髙六商事株式会社 2012-02-16 16683
  【主な業務内容】   【主取り扱い製品】  
  ■合成樹脂原料販売 ■海外事業 ■TRレジン ■マスターバッチ
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